まずは、初めてトライした徳島でのお遍路について振り返ってみます。体験記シリーズは、ラフに、心の声をそのままに書き綴っていくので単なる読み物としてさらっと読んでほしいです・・・
お遍路をこれからやってみようかなぁと思っている皆さんには、最初にお伝えしておきたいことがあります。
真夏のお遍路は、出来るだけ避けましょう
当たり前だろ!というツッコミが食い気味に入りそうなアレですが、まじで暑いです。
体力に自信がない人はもちろん、比較的体力あるんですけど?たぶん余裕なんですけど?という人、侮ってはいけない・・
私がトライした7月~8月のお遍路は、とにかく滝汗で熱中症にならないかハラハラしながらの旅となりました。下調べをあまりせずに「まぁ、1日ごとに徳島駅前に戻ってくるし体力的にも大丈夫だろ」と思ってエイヤと行ってしまいましたが、
思った以上に永遠に続くコンクリートの道
思った以上に日陰もない
思った以上に他に歩いている人がいない・ほぼみんな車移動
でした。お遍路ってこんなに普通の道路をテクテク行くもんだったのか・・
うっかり、サンダル+スーパーの袋に納経帳・ロウソク・その他お遍路グッズを入れて、まるでコンビニに行くかのような恰好で挑んでしまったんですが(え?)、かろうじて帽子はマストだろうと思って被っていたものの、もうちょっと万全の体制で真夏以外のタイミングで行くべきだったなと開始2時間ぐらいで後悔しました(当たり前)。
トライするなら春や秋がおススメですが、はじめてのお遍路体験記を読んでいただくことで少しでも皆さんのお遍路旅が楽しく、快適に、本来の目的に集中して取り組めるようになったら良いなと思います。
体験記はほとんどしょーもない話ばかりかと思いますが、クスっと笑いながら情報収集していただけたら幸いです。
■第1回お遍路旅徳島編 基本情報
- 実施時期:7月と8月
- 服装:まさかの近所のコンビニに行くスタイル
- 実施方法:1番から23番まで順打ち、一人で徒歩
1日ごとに徳島駅付近まで戻って(途中神山町泊りあり)、次の目的地まで公共交通機関で移動して再スタートするスタイル - かかった日数:徳島の23か所をめぐるのにトータルで8日
- 著者の簡単なプロフィール:30代会社員 東京在住、仕事をしながらだったので8日連続ではなく、週末とお盆休みを利用してトライ
- 事前に準備していったもの:なし。お遍路グッズは現地調達
■お遍路やってみよう!と思ったきっかけ
東京のIT企業で働く私ですが、なんで突然お遍路・・?
もともと興味はありました。信心深さは全くないんですが、お寺や神社が好き、神話好き、一人旅好き、歩くのも好きというところでいつか行ってみたいなぁと(ちなみに、熊野古道も行きたいし、サンティアゴでコンポステーラも行きたい)。
そもそもお遍路のことは、小さい頃から知っていました。父の実家が徳島で、祖母の家に遊びに行ったときにはほぼ毎日般若心経を聞いてた気がするし(おかげで、般若心経結構覚えてた)、祖母が何度かお遍路に行っていたような。
そんな祖母が一昨年亡くなりました。
コロナ禍だったので、亡くなる前も亡くなった時も会いにはいけず、慌ただしい日々の中でじっくり祖母や家族のことを考える時間がないままなんとなく過ぎていき、ふとそういったことにちゃんと想いを馳せたい気持ちになりました。
気づけば自分も三十代半ばに近づき、親もなかなかの歳に。
改めてこれからの人生を考えつつ、祖母はじめ先祖の皆さんに感謝とこれからもよろしくねという挨拶でもすっか、というエモい気持ちで出発を決意したのでした。
いざ、お遍路の旅 徳島編へ!(結構時間が経ってて正直あんまり覚えてない・・・)
※お遍路に関する情報は、筆者が個人的に調べたものや実際に体験した内容です。正確でない記述や、現在では当時と変わっている内容などもあるかもしれませんが、個人ブログとしてご容赦ください。